一般的には自分から見た2親等以内の方が亡くなったときに喪中すると言われています。下記表に自分から見た0親等〜3親等をまとめました。
親等 | 自分から見た故人との関係 | 喪中 |
---|---|---|
0親等 | 夫、妻 | 喪中にする |
1親等 | 父母 子供 配偶者の父母 |
喪中にする |
2親等 | 祖父母 |
喪中にする |
3親等 | 曽祖父母 |
喪中にしない |
故人が同居人や親しい間柄などの場合は3親等以上でも喪中にすることもあります。しかし、喪中にするかしないかは本人の気持ち次第です。亡くなった方とのお付き合いの度合いや各家庭の事情、地域によって異なります。
故人と自分との間柄によって異なりますが、一般的に最長で13ヶ月(この場合は故人が夫、妻、親のとき)言われています。
喪中に関する取り決めは現在は特ににないですが、昔は太政官布告という公文書がありました。太政官布告は明治22年に撤廃されていますが、現在でもこれが喪中の基準になっています。ただし明治時代は男尊女卑の傾向があり太政官布告は女性の喪の期間が短く設定されているので、現在は以下のような慣習になっています。
故人と自分との間柄 | 喪中期間 |
---|---|
夫妻 父母 義父母 |
12ヶ月〜13ヶ月 |
子供 | 3ヶ月〜12ヶ月 |
祖父母 義祖父母 |
3ヶ月〜6ヶ月 |
兄弟姉妹 義兄弟姉妹 孫 |
30日〜6ヶ月 |
ただし、喪に服する期間にも明確な決まりがあるわけではないので、必ずしもこの期間でないといけないというわけではありません。